進行中の家づくりPROGRESS
本の話2・和室は必要?不必要?
おはようございますutaniです。
ご存じの方も多いかもしれませんが・・・
じょぶ3階には、二間続きの和室があります。
この部屋は、お客様との打合わせや、日々の朝礼、会議にも利用していますが・・・
昼休みには、昼食を終えたれんこん氏やA×7氏、所によりnabe氏がごろんと転がっている様を見ることが出来ます(スタッフの特権ですね☆)。
…まぁ、気持ちはわかります。 畳の部屋って、私もつい横になりたくなりますもん。
心落ち着く空間ですよねヽ(*´∇`*)ノ
「やっぱり畳って良いなぁ。畳最高。和室最高。ホント日本に生まれて良かったわ」
そんな、和室大好きな私に喧嘩を売るかのような本と、先日出会いました。
それが、こちら↓ 注目して頂きたいのは、この帯です。
「和室など不要!」
わしつなどふよう・・・
和室など不要・・・?
「和室など不要!」
なにをーッ?!!!
(ジャイ●ン風)
思わず、平積みにされている本を片っ端から破り捨て、顔も知らない著者の胸倉を掴みかかりたくなったのも、無理からぬ話です。
ここで、
「・・・まぁいい。とりあえず根拠を教えてもらおうか。話はそれからや。」
と冷静に判断出来た私は大人だと思います。
それからというもの…
ときに「・・・まぁ、なるほどな」としぶしぶ感心し、ときに「なんでやねん(イラッ)」とつっこむ。
なんやかんやで、意外と楽しんで読んでいるワタクシ。(。-_-。)
確かに、じょぶ自社物件でも、他社の物件でも、和室の無い家をみる事が多いです。
まぁ、結局は、自分のライフスタイルに必要かどうかですものね。それはそれで。
なのですが。
本音を言えば、やっぱり寂しい気もするんですよねぇ
そもそも、私は生まれてこのかた、27年間、「畳の無い生活」をしたことが無いので、和室のない家・生活というものをイマイチ想像出来ないのです。
最近は、「障子」や「床の間」を知らない子どももいるというじゃないですか。
なんとしたこと!
つい、日本の未来を案じずにはいられない、utaniなのでした。
〈内容紹介〉
『思想する住宅』
著:林 望 東洋経済新報社 (2011/9/2)
日本の住宅づくりはなぜ南向き至上なのか?和室は必要なのか?
ベランダは必要なのか?
住宅に造詣の深い著者が、イギリスでの住宅体験と7度の自宅建築の経験を踏まえ、日本の住宅づくりにまつわるさまざまな常識や既成概念を疑い、覆していく。
そして、持論を展開しながら「家」を通してこれからの生き方を提示する。
これまで薄々感じていた疑問が一気に氷解し、共感を呼ぶ住宅論であり生き方論。
住宅に関心のある人にぜひ読んでほしい実用書であり、(一部略)自筆イラストレーションにより、リアルでわかりやすく、適度にアカデミックで、見て楽しいエッセイ。
(by Amazon)
・・・だそうですよ。まぁ、読みやすいのは確かです。