進行中の家づくりPROGRESS
15+
どうもこんにちは、utaniです。随分長い間潜伏しておりました。
しかも担当でない曜日の投稿です。
その上、先に白状しますと、今回ご紹介する本を、ワタクシ所持しておりません。書店で立ち読みをしたときに、エラく感動したもので…この機会に紹介させてもらおうと思っただけなんです。
…なんだかもう色々とスミマセン。
さて、ご存知の方も多いかと思いますが、先週の土曜日、じょぶの15周年記念事業式典がありました。
詳細は佐藤会長が『福言』にて綴っておりますので、どうぞそちらをご覧下さい
粛々と式が進行する中、私はこの本の事を思い出していました(あ、真剣に参加していましたよ?)。
『百年の家』※じょぶが目指すのは二百年住宅です※
(作)J・パトリック・ルイス(絵)ロベルト・インノチェンティ(出版)講談社
一軒の古い家が自分史を語るように1900年からの歳月を繙きます。
静かにそこにある家は、人々が一日一日を紡いでいき、その月日の積み重ねが百年の歴史をつくるということを伝えます。自然豊かななかで、作物を育てる人々と共にある家。幸せな結婚を、また家族の悲しみを見守る家。やがて訪れる大きな戦争に傷を受けながら生き延びる家。そうして、古い家と共に生きた大切な人の死の瞬間に、ただ黙って立ち会う家。
ページをめくることに人間の生きる力が深く感じられる傑作絵本がここに…。人が家に命を吹き込み、家が家族を見守る。家と人が織りなす百年の歳月。
2008年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞。(by Amazon)
…とまあ、そういう絵本です。
『家づくりは、建ち上がってからが本当のはじまり』。こんな言葉がありますが、本当にそうだと思います。そこに住まう人がいて、はじめて家は家になるのではないでしょうか。
これからもずっと…16年、20年、50年、100年…とじょぶの家づくりが続いてゆくことを願いつつ、今回はこのあたりで失礼します。
*utani