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Joblog
じょぶろぐ

今週木曜日に宝塚のS様邸の上棟式が行われます。
上棟式には御幣を作って祭壇に祭りお施主様の家運繁栄と工事の安全をお祈りします。

関西ではおかめ御幣と言うらしいです。その由来は、京都市にある千本釈迦堂にあります。
その本堂建立をまかされていた大工の棟梁が、柱を短く切ってしまい悩んでいたところを、妻・於亀(おかめ)の知恵でことなきを得、見事立派な本堂が完成しました。
しかし、女の知恵で完成したとなれば主人の恥と思い完成を前にして於亀は自害します。
人々は於亀を憐れみ、おかめ供養塔を本堂の前に立てました。
このため関西では「おかめ」が主を陰で支える家の守り神として上棟の際に小屋裏に収めるようになったそうです。
でも実際にはおかめは付けていません。


御幣には表にお施主様の名前、裏には上棟日と施工者の名前を記名します。じょぶではこれを毛筆で行います。

今までは社長に書いてもらっていましたが、最近は私が書いています。最初はうまく書けず、何回もやり直しましたが最近少しうまくなった気がします。(本人だけ)
幸せな家庭を築いて頂く様に想いを込めて書いています。
とはいえ私のあとは誰が書いてくれるのでしょうか?
後継者を育てなければ・・・・・・・・。