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Message
代表メッセージ

住むための家づくりから、
暮らすための家づくりへ

日本は戦後の住宅不足の中、国民みんなが雨風をしのぐための家を一棟でも多く、
一日も早く建てることに重点をおいて家づくりをしてきました。
おかげで持家、もしくは賃貸でも家族みんながひとつ屋根の下で暮らせるようになりました。

高度成長期、家は建てれば売れるという時代。
とりあえず住むためもしくは売るための家を建て続け、粗悪な材料に対しての基準も相当低く、
性能や耐久性を度外視し、夏は暑くて冬は寒い、
シックハウスでアレルギーに悩まされ、地震のたびにおびえて暮らさないといけない。
そして住宅ローンが終わったころには資産としての価値はなくなり、「壊しては建て替える」を繰り返していました。

さらに住宅ローンです。
家を建てるためにはなくてはならない大切な仕組みですが、
反面何千万もする家や土地が家賃を支払うがごとく、月々数万円で家を手に入れることが出来ます。
日本の家づくりに対する価値意識を低くしてしまった要因のひとつのように感じます。

家は決して消耗品ではありません、そして自分たちの代だけで終わるような一生のものでもありません。
本来は子供や孫の世代まで、代々受け継ぐべき大切な価値のある資産です。
ここ数年、この国の家づくりも本気で見直されてきています。
だから、家に対する価値観も変えていかなければなりません。
今までの家に対する価値観を変えるのは、家をつくる私達と、その家に住まわれる皆様にしか出来ません。

まずは、自分たちはなぜ家を建てるのか、どんな家が建てたいのか、
その先にあるどんな暮らしがしたいのか、家族がいつも笑顔で暮らすことの出来る家づくりとは。
私たちに想いを共有してください。
受け継がれていく価値ある家づくりを一緒にしていきましょう。
価値ある本物の家を建てることが本当の豊かな暮らしを実現できるのだと考えています。

住むための家づくりから、暮らすための家づくりへ

代表取締役社長 礒山哲也