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ウッドデッキ塗料のお勧めは?
こんにちは。企画営業室の山本です。
今年は、コロナの影響で、ご自宅にいらっしゃる時間も増えたかたが多いのではないでしょうか・・・?
じょぶでは、外を感じる事ができるようウッドデッキを設けたお家も多く、
ウッドデッキで思い出を沢山作っていただいた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は、じょぶが提案しているウッドデッキ材(セランガンバツやウリン)の
お勧め塗料について、ご紹介させて頂きます。
セランガンバツ材は、防腐性・防虫性にも優れ、
屋外での使用年数は15年以上といわれるほどの耐久性があります。
ひび割れなどが発生することがありますが、使用には問題はありません。
ただ、天然木は、1年位で色が灰色になります。その色が気になるかたは、塗装にトライしてみましょう。
今回はデッキ材の塗料ですから、選ぶのはもちろん「屋外用」でお話をします。
<Q1>「浸透性タイプ」or「造膜型タイプ」
<A1>じょぶのお勧めは「浸透性タイプ」!
「浸透性タイプ」は、塗料が木材の内側に浸透する塗料です。
木材が季節に応じて湿気を吸ったり吐いたりする呼吸を阻止しない為、
木材の良さを最大限に生かしながら劣化から守ってくれる塗料です。
耐久性や耐水性という点では次に説明する造膜型塗料とは違い、
傷がつきやすかったり、雨などでシミになりやすいというデメリットがあります。
「造膜型タイプ」は、木の表面に塗膜を作り、その塗膜が塗膜が壁を守ってくれます。
コンクリートや鉄など、木材以外の材質の塗装にも使われる塗料です。
こちらのほうが耐久性や耐水性が優れていますが、季節で伸縮する木材の動きに
塗膜がついていけない為、塗膜が剥がれたり膨れたり割れたりといった
トラブルが起こりやすい為、逆にこまめなメンテナンスが必要となるかもしれません。
<Q2>「水性タイプ」or「油性タイプ」
<A2>じょぶのお勧めは「水性タイプ」です。
「水性タイプ」は、水性塗料は成分の60%~70%が水です。
有機溶剤を使っていない為、環境や人に優しく臭いも少ないです。
もちろん塗料を薄める液も水です。
ハケやバケツなどを水で洗うことができ、お子様が触れてしまったとしても、
水洗いできるので安心して使うことができます。
デメリットとしては、水性塗料は耐摩耗性が弱く、
耐候性や耐久性となると「油性タイプ」になりますが、
近年ではだいぶ耐久性が向上してきました。
「油性タイプ」は、溶剤(シンナー)を混ぜた塗料です。
雨水に強く耐久性に優れていますが、塗料を薄める液は「専用シンナー」を使いますので、
塗料が乾燥する時の臭いがとてもキツです。
塗装に使用したハケやバケツは水ではなく専用の洗剤で洗う必要があり、
塗料自体も簡単に捨てることは出来ず、廃棄業者に依頼が必要になります。
まずは、上記の2点を抑えて、塗料は選びましょう!
参考までに、じょぶがお勧めする塗料は・・・。
自然塗料で有名なドイツオスモ社のオスモカラーです。
内装塗料も外装塗料も商品としてあります。
オスモのカタログは→こちら
今回は、ウッドデッキ材ということでのお勧めは・・・。
高価に感じますが、塗れる面積が2倍!!と記載がありました。
ということは、そこまで高くない材料になるのでしょう。
成分も100%公開している為、安心です!
メーカーのHPには、塗り方ダイジェストの動画がありますので、
ご参考になさってください!。
↓↓↓
なお、デッキの塗装は塗料を買えばOK!というものでもありません。
必要な道具をまとめました。
①デッキブラシ(ケルヒャーが有ればとても楽)
②サンドペーパー(ウッドデッキの表面を軽く研ぐ)
②電動サンダー(効果はサンドペーパーと同じ。電動で行うので作業が楽)
③マスキングテープ(塗料を塗る場所と塗らない場所を分けるために使う)
④塗料カップ(塗料缶から塗料を移すのに必要なカップ)
⑤刷毛(細かな部分を塗るために必要。幅が違うものが数本あると便利)
⑥ローラー(一気に塗ることができるので作業時間が短縮できる)
⑦塗料(塗料によって効果が違い、2回塗るとより効果が高くなる)
⑧ぞうきん(一度塗装した部分を拭くと、ウッドデッキに馴染みやすくなる)
⑨手袋(ゴム手袋や軍手等。手を汚したくない方)
さらに、作業手順をまとめました。
①水洗いをして、汚れを落としましょう。
※デッキブラシでゴシゴシするもしくは、ケルヒャーが便利です。
②しっかりと乾燥させます。(2~3日くらい?)
③やすりを掛けて、ある程度毛羽立ちを取り払って滑らかにしましょう。
※ホームセンターなどで電動サンダーという工具を購入される事をお勧めします。
④塗装する
※2回塗る場合は、1回目の塗装後最低1日は置き、乾燥させてから塗装しましょう。
実際に、ねこたまさんと言われる方がブログが、工程毎に写真も掲載されていて、
とてもとても分かり易い為、一度ご覧ください
↓↓↓
余談ですが、灰色化した木部のアクや汚れがひどい場合に、塗装前に下地処理として
ひと手間かけて頂く方法もあります。
一通りご紹介しましたが、実際、何日かに分けて作業が必要となります。
まずは工程を組んでご家族内でイベント化するのも楽しいかもしれませんね!。
これからデッキ塗装をされるかたは、頑張ってください!。
将来お考えの方は、デッキ塗装のお話が出た時、このブログをご参考にして頂ければ幸いです!。