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2階リビングの間取り・環境次第ではメリットが沢山!

こんにちは。企画営業室の石田です。

 

皆様は『2階リビング』と聞いて、どのような印象を持たれますか?

3階建てをご計画の方は2階がLDKになることは珍しくはありませんが、

2階建てをイメージされている方の多くは、「出来れば1階にLDKが良いな」と思われるのではないでしょうか?

 

今回は、じょぶの<2階建て・2階リビング>の施工事例の中でも特に人気な

住宅密集地でも明るい2階建て住宅】のお家を参考に

1階リビングとの違いやメリットなどをお伝えしていきたいと思います。

 

じょぶの家づくりは、まずお施主様のご要望をお伺いするヒヤリングから始まります。

その際、周辺環境を考慮して「2階にリビングを」という方は、そんなに多くはないんです。

それもそのはず、出来たら2階に上がる手間を減らしたいですよね。

そんな感じで、2階リビングはマイナスイメージから入る方が多いのです。

 

よく聞くマイナスイメージ

  • 帰宅時や買い物帰りに2階に上がるのが大変
  • 家事が大変になりそう
  • 将来歳をとった時の階段ののぼりおりが心配

など

 

もちろん、どんな方にでも2階リビングをご提案するわけではありません。

様々な理由がありますが、主に【採光確保・周辺環境】を考えてご提案することが多いです。

 

▼こちらは、【住宅密集地でも明るい2階建て住宅】の当初1階リビングで検討していた時の間取りです。(ざっくりです)

一見、LDKは広いし吹き抜けもあるし、これでも十分!と思うかもしれませんが、採光計画を見てみると・・・

 

▼お家の断面図・採光計画

バルコニーによって出来た隣家との空きスペースと吹抜けが、

春~冬の光を採りこむために重要なことが分かります。

しかし、こちらは隣家が2階建ての場合です。

隣家が3階建てになると、冬の低い角度から差す光は建物内に採り込めなくなってしまいます

 

そこで、検討段階で2階リビングが良いのではないかということでご提案しました。

※間取り図はこのブログではご紹介出来ませんが、「SUUMO注文住宅 大阪で建てる」の雑誌に掲載されております!

 

▼2階リビングの場合の断面図・採光計画(実際に建てた間取りの断面図です)

2階リビングにすることで、隣家が2階建てでも、3階建てでも

しっかりとリビングに光が行き渡ることが分かります。

 

よく見ると、ただの2階リビングではなくて、天井が高くなっていることにお気づきでしょうか?

 

通常の天井高さにすると、圧迫感を感じる方もいらっしゃいます。

もともと1階リビング+吹抜けをご希望だった方は、なおさらです。

そこで、2階リビング+勾配天井にすることで、空間の広がりを感じ、

かつ隣家が3階建てでも、冬場でもしっかり光が入るのです。

このお家の周辺は、3階建てが建つことも十分想定される地域ですから、

将来隣家が3階建てになっても安心ですね。

 

こうして完成した【住宅密集地でも明るい2階建て住宅】のお施主様は、

雑誌のインタビューの際にこう仰っていました。

 

最初は2階リビングって大変そうだなと思っていたんですが、

設計士の方に採光のことや動線のことをご提案してもらって、

この土地で暮らすのには2階リビングの方が良いなと思えました。

実際に暮らしてみると、日中は明るくて電気をつけなくても過ごせるし、

水廻りもリビングと同じフロア(2階)にあるので動線もスムーズです。

 

2階リビングで抱かれていたマイナスイメージを払拭出来て良かったです^^◎

 

将来歳をとった時の階段ののぼりおりが心配・・・という点については、

SE構法の利点【スケルトン&インフィル】によって、

1階をスケルトンにしてLDKを作るような、リノベーションが可能です。

SE構法は室内に耐力壁や柱が少なくて済むので、将来の間取り変更もやりやすくなります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

選ばれる土地によっては、2階リビングが幸せに暮らせる選択肢になるかもしれませんね!