Joblogじょぶろぐ
氷野のモデルハウスは28・29日の構造見学会に向けて順調に進んでいるようです。
今日は基礎の上に土台を敷きます。
床下の通風を取るのに、従来は基礎を欠いて通気口をとる方法ではなく、
黒い「基礎パッキン」(写真左)なるものを土台と基礎の間に挟んで建物自体を少し浮かせて風を通す方法です。
従来の通気口よりも換気量も多くなります。
また土台と基礎が接していると、どうしても湿気がたまりやすく土台の腐食にもつながるので、分離させるといいことづくめですね。
あと右の写真で土台から見えているボルトはアンカーボルト。
土台と基礎を緊結します。ここまでは在来工法と同じ。
左の写真がLUS工法の金物。
土台に金物を埋め込み、あらかじめ柱の付け根には穴があいているので柱を上から差しこみます。
最後に横からピンで止めて終わり。
在来なら接合する部分は木の材料自体にはめ込めるように端に仕口の細工がしていて、
それを補う形で横から金物で補強するので金物が見えています。
その点LUSは金具が外部に露出しないので大きく違いますね。
施工もよりスムーズに進むようです。
それでも土台敷きや建方の日は一気に組み上げるので大工さんがいっぱい入られますねえ。
また現地は住宅地で少し奥まっているので、クレーンがはいるとこんな感じでした。
私が写真を撮りに行ったときには材料も地面に置いていたりで、本当に足の踏み場もなく大声も飛び交い、相変わらず間が悪く反省です。
それでもコーヒーの差し入れを「ありがとう」と言ってくれるじょぶの大工さんはいい方ばかりですね。
もちろん監督も。