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現地調査

さて今日は、リフォーム工事の「現地調査の模様」をお伝えします。
今回は樋口先生のお客様の〇〇様のお家の全面リフォームです。
まずは、関係の無い画像ですが、この地域の汚水マンホールです。
皆さんの地元はどんなデザインでしょうか?
一度ご覧になって見て下さい。
その地域の独特なデザインです。こうした画像を集めてみるのも楽しいですね。

まず簡単な流れを説明します。
施主様:家を改装したいな~ どうしよう!

色んな選択肢があります。
1.地元の大工さんや工務店を訪ねる。
2.ハウスメーカーに相談する。
3.チラシを見て電話する。
4.建築家に相談する。
今回のケースは4番の建築家さんにご相談頂いたケースです。
①工務店選定
まず建築家の樋口先生と施主様で、工務店を選定されます。
建築家のプランは普通の工務店では難しくて多くの工務店は手間暇かかるので嫌がります。
そんな中、建築家の作品を数多く手掛けている当社を含め、数社が選ばれます。
②概算見積もり
建築家の書かれたラフプランを基に概算見積もりをします。
このプランは一体いくら位、掛るのか、細かいところまで机上計算をします。
③業者入札
工事費を詳細に分析した見積書を提出します。
ここで、建築家さんが、作品の思いや、施主様の思いが反映されているか。
それこそ、穴があくほど、見積書を検討・査定されます。
④VE案・CD案
ほとんどの計画では、予算オーバーします。
本当に真剣に思いが詰まっていますので、どうしてもオーバー気味になります。
そこでVE案・CD案が建築家から相談されます。
VE案=内容・仕様は変えずにリーズナブルな他の材料や工法に変更することです。
CD案=読んで字のごとくコストダウン、仕様を少し抑えて、価格を下げます。
⑤業者決定
こうして出された見積書を基に、適正価格・見積もり内容・会社の内容・社長社員の気質
等々、建築家と施主様で検討され、業者が決定されます。
⑥会社訪問
工務店決定に先だって、会社を訪問して頂きます。
会社の雰囲気や社風がよくわかります。
是非、会社訪問はされることをお勧めします。
⑦実施設計
概算を基に金額の大筋が決定すると、建築家がそれを基に、実施設計に入られます。
実施設計=実際に作っていけるように、詳細にわたって設計図面が作成されます。
⑧現地調査
ようやく、今回のテーマの登場です。

実際の建物を細部に渡って調査します。
一番のポイントは、重要なポイントの業者を呼んで、建築家とディスカッションさせて
確認することです。
その模様です。激しいやりとりが交わされます。

⑧当社の工事部長と、積算のtomが詳細に調査します。

⑨見積書提出
実際の工事費を提示します。
⑩こうしてまた④に戻って調整していきます。
⑪3者が納得してご契約
3者=施主様・建築家・工務店
ここで重要なのが当社が唱えています「三笑主義」です。
家づくりは、3者が同じ方向を向いていないといけません。
このコミュニケーションを大切にして、お引き渡し時には
3者が「笑って・笑顔で、お引き渡し」が目指す処です。
⑫地鎮祭・着工
という流れになります。
着工~引き渡しは、主に工事部が引き継いでくれます。
ということで、家づくりには「情熱」が大事です。
簡単な流れを積算の立場からお話しました。
今回の施主さまの息子さんが調査中も元気に庭を走り回っていらっしゃいました。
頑張っていきましょう!
ありがとうございました。