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じょぶろぐ

「そうか、こうやって木の家を建てるのか。」

今日は田鎖郁男氏の著書
「そうか、こうやって木の家を建てるのか。」を紹介します。

田鎖さんはじょぶの家づくりの基本である重量木骨(SE構法)の
供給元の株式会社NCNの社長でもあり、
無印良品が家づくりを手がけるムジネット株式会社の専務でもあります。
田鎖さんはマンションの耐震偽装事件以前から、
既存の住宅の耐震構造計算のずさんさを指摘し、
木造住宅における構造計算を徹底する工務店(全国500数店)の
ネットワーク(じょぶもそのうちの1社)を主宰してきました。
今まで客観的に見てきた経験から、日本の家づくりを語っています。
大手ハウスメーカーの既成品住宅はなぜダメなのか?
有名建築家の設計でも家族にとって最高の家とは限らない。
200年住宅を可能にするSE構法とは?
窮極のエコ住宅「パッシブハウス」とは?
理想の家は地元の工務店のオヤジが造る。
信頼出来る工務店の選びのチェック方法 までを
基礎編「15の知恵―木の家はこうやって建てた」
実践編「25のスキル―成功する工務店の選び方」
に分けて一挙に掲載しています。
元々日本の住宅は四季折々に対応しながらも、
住んでいる地域の気候に合わせた住宅を持つことによって
それを愉しむことができるようにできています。
戦後から押し寄せた波、「ハウスメーカー」によって
それが無くなり、全国津々浦々同じようなものが建てられました。
田鎖さんが薦めるのは、地元の工務店の社長と
様々な意見交換を経て作り上げる木造の一戸建て。
実際に家を建てるときにこれ一冊あれば孫の孫の代までの
安心安全な家づくりの具体的なノウハウが満載です。
一戸建ての購入は人生の中で最も大きな買い物の一つです。
だからでこそ「成功」というよりも間違った選び方だけはしたくない。
満足のいく家に住みたいと思うのは、一戸建てを購入する誰もが
思っていることです。
この本は、これから一戸建てが欲しいと思っている人には
是非読んでもらいたい一冊です。