こんばんは☆

先日、造・建築空間研究所へ現説に行って来ました。
造・建築空間研究所さんの事務所は、
登録有形文化財指定建物でも『船場ビルディング』の中にあります。
船場ビルディングは、
大正14年10月（1925年）に竣工致した建物で、
当時オフィスと住宅をあわせもつ大変にユニークで
革新的なビルとして注目を集めたそうです。
装飾性のみでなく、トラックや荷馬車などを引き込むのに
便利な機能性を重んじた設計が大きな特徴となっています。
住環境を整え美化するという考えに至っていた欧米の手法をいち早く採り入れた
桃谷政次郎翁を はじめとする経営首脳の先見性に依るもので、
さらに船場という土地柄を考慮に入れ、
船場ビルディング独自のスタイルを つくりあげたそうです。
以来、船場ビルディングは数々の自然災害や戦争をくぐり抜け、
大正時代の雰囲気を漂わせながら ほぼ竣工時の姿のまま今日に至っています。
そんな船場ビルディングもクリスマスに備えてかライトアップがされていました