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【家づくりのメソッド】設備選びのポイントや予算のかけ方、住まいの三種の神器について

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
広報の金澤です。

食品から衣類、雑貨まで何でも値上がりする昨今、住宅価格も2020年以降高騰が続いています。
特に新築戸建ての購入価格は、海外木材の流通の滞りによる『ウッドショック』や資材高騰により、過去最高額にまで上がっています。

そういった状況の中で、家づくりにかかる設備コストをできるだけ抑えたいという方も多いのではないでしょうか。

躯体に比べると、設備は圧倒的に耐用年数が短く、将来的な交換費用も視野に入れないといけません。
とはいえ、設備選びを疎かにしてしまうと、快適な暮らしからは縁遠いものとなってしまいます。

今回は、設備への予算のかけ方や選ぶポイントについてご紹介いたします。

 

設備選びのセオリーについて


飽きがこないシンプルなデザインであること、これが設備選びのセオリーです。
流行のデザインに惹かれてしまう気持ちもわかりますが、お金をかけるべきは構造材や断熱材、窓など家が完成した後では替えることができないものです。

躯体に比べると設備の寿命は短いことを踏まえ、購入は必要最低限に抑えつつ、施工がシンプルで取り換えやすいものを選んでおくことがおすすめです。
予算に余裕が出た場合のみ高価な設備を選ぶなど、取捨選択が大切です。

 

 

時短設備には投資をしよう


設備の購入は必要最低限に抑えるべきとお伝えしましたが、一方で時短設備にはコストをかけてもいいと考えています。

時短設備とは、食洗機など家事の時短を手助けしてくれる設備のことを言います。
また、太陽光パネルといった初期費用の回収ができる設備も、時短設備と同様に、投資という観点でコストをかけるのがおすすめです。

とくに、食洗機や掃除ロボット(ルンバ)、ガス衣料乾燥機(乾太くん)は、家づくりにおいて「三種の神器」といってもいいほど、採用に満足しているお施主様が多くいます。

「時は金なり」ということわざもあります。賢く設備を導入して、豊かな暮らしを手にいれましょう。

 

 

家電で代用できるか検討する


建築設備として入れておくべきか迷うものが出てきたとき、家電製品で代用できるか検討してみましょう。

例えば、食洗機はキッチンのレイアウトを決めるためにも、初めから組み込んでおくことがセオリーです。
しかしながら、オーブンレンジなどは交換のしやすさや価格、性能のアップデート(モデルチェンジ)などを踏まえると、設備としてキッチンに組みこまない方が望ましいといえます。

 

 

数十年後も交換できるか


設備選びの最後のポイントとして、数十年後も交換ができるかを見通して購入しましょう。
いくらデザインが良くとも、特殊設備や規模の小さい販売元で購入することは極力避けてください。

その会社でしか交換ができない、輸入でしか手に入らない設備の場合、数十年後の交換のタイミングで不便を味わうことになりかねません。

 

 

以上、設備選びにおいて大切にしたいポイントをご紹介しました。
少しでも家づくりの参考にしていただけますと幸いです。