先日、社員・大工職人・協力業者の皆さまとともに、長野県・富山県への社員旅行を実施しました。今回の旅では、国宝・松本城や黒部ダムを訪れ、歴史ある建築や壮大な土木技術に触れるとともに、普段なかなかゆっくり話す機会の少ない仲間たちとの交流を深めることができました。楽しい時間を過ごしただけでなく、改めて「ものづくり」や「人とのつながり」について考える、実りある2日間となりました。
最初に訪れたのは、長野県松本市にある国宝・松本城です。松本城は現存する五重六階の天守としては日本最古の建築のひとつとされ、400年以上もの時を超えて受け継がれてきました。その堂々とした姿はもちろん、細部にまで宿る職人の技術や工夫に、思わず見入ってしまいます。
見学中に印象的だったのは、社員や職人、協力業者の皆さんの視点です。
「これは漆喰やな」「階段の蹴上げ、結構高いな」「昔の人の技術ってすごいな」そんな会話が自然と聞こえてきました。
観光地として楽しむだけでなく、構造や素材、納まりに目が向くのは、日頃から建築に携わる私たちならではかもしれません。改めて、じょぶには本当に家づくりやものづくりが好きな人たちが集まっているのだと感じました。
また、松本城は長い年月の中で修理や保存活動を重ねながら今日まで受け継がれてきました。建物は建てて終わりではなく、その後も大切に守り、次の世代へつないでいくことが大切です。その考え方は、私たちが目指す家づくりにも通じるものがあるように感じました。
2日目に訪れた黒部ダムでは、まず建設の歴史を紹介する映像「くろよん」を鑑賞しました。戦後の深刻な電力不足を解消するために始まった黒部ダム建設。しかし、その舞台となったのは険しい北アルプスの山岳地帯でした。
資材の運搬やトンネル工事など、想像を超える困難の中で進められた工事の様子を知り、多くの人々の努力や技術、挑戦する想いによって完成した建造物であることを学びました。
そして映像を見た後に実際の黒部ダムを目の前にすると、その景色はさらに特別なものに感じられました。雄大な山々に囲まれた巨大なダム。自然の壮大さと、人の力によって築かれた構造物が織りなす景色は圧巻で、思わず足を止めて見入ってしまうほどでした。
ただ大きいだけではない、そこには数え切れない人々の努力や技術、そして使命感が積み重なっている。建設背景を知り、その重みや価値をより深く感じることができました。
家づくりも同じです。設計士、職人、携わる関係業者の方々など、多くの人の力が集まって初めて一棟の住まいが完成します。お客様からは見えない部分にも、多くの技術や想いが込められています。黒部ダムを通して、ものづくりの本質を改めて考える機会となりました。
1日目の宿では、サプライズイベントも実施しました。協力業者様のお誕生日のお祝いを計画していたところ、今回お世話になったツアーガイドの方も前日がお誕生日だったことが判明。急きょ、お二人一緒にお祝いすることになりました。
ケーキを囲みながらのサプライズは大成功。会場は笑顔に包まれ、とても温かい時間となりました。
普段はそれぞれの現場や持ち場で仕事をしていますが、こうした機会にゆっくり交流できることはとても貴重です。家づくりは、一人でできる仕事ではありません。多くの人との信頼関係があってこそ、お客様に安心していただける住まいづくりが実現します。今回の旅行を通して、その大切さを改めて実感しました。
松本城の歴史ある建築に学び、黒部ダムの壮大な景色に感動し、仲間との時間の大切さを改めて感じた2日間でした。日頃から現場を支えてくださる協力業者の皆さまに心より感謝申し上げます。そして私たちはこれからも、この仲間たちと共に、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添った家づくりを続けてまいります。
今回の学びや交流を糧に、これからもより良い住まいづくりに取り組んでまいります。