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Joblog
じょぶろぐ

実家の改修工事へ

こんにちは
暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、お盆休みは佐世保に帰ってきました。

って、これは田舎の方ですが…。
そして、恒例の精霊流しにいってきました。

田舎の方は小規模ですけど、風情があって、私は好きです。
ところで、今年は実は実家を屋根までめくって、思い切って改修することになりました。

増改築を繰り返した家で、元の部分は50年くらい経っていて、昔外国の人が住んでいたような家。

こんなクロスもなかなか見たことないです。でも、今となってはレトロな感じがして、好きかなーって思ってました。

こんな階段の上にある実家…。
大阪も狭小地が多くて大変だったりしますけど、長崎はもっと坂の上やら階段の上やら石垣の上やら、もっと大変なような気もしました…。

そして、近所の工務店の人と打ち合わせ。ついに私も初めての施主の立場です。あんまりいろいろ言いすぎるとやりにくくなるかなぁーとか思ったりしてたんですけど、案外私の話も親身になって聞いてくれてほっとしました。
お客さんの気持ちって、わかってるようでわかってないところってきっとあって、今回は私にとって、とてもいい経験になりそうです。

祖母には三ヶ月入院してもらって、仮住まいに引越ししたり、私もいろいろ片付けしたり、ピアノの行き先を探したり…当然プランもどうするかとか、何にお金をかけるかとか、すごく悩むし、労力も使いますね。
今回は、祖母が家にいながら、外の庭を楽しむことができたり、定年退職した母が、これからはいろんな人を家に呼びたくなるような家にするっていうのが、物理的な改修プラスαのテーマです。
さぁて、九月には引っ越しして、解体工事の始まりです。
どんな家になるのかー…
自分で監督するわけじゃないので、最後はお願いするしかないし、うまくいくのを祈るのみです。
また報告できたらします。
あと、最後に、このお盆休みが、生まれてからあるあの家との最後の時間でした…。やっぱりよくなるのも楽しみだけど、名残惜しいもんで、使いにくさや、ダサいのも愛着があって、古いガラスやサッシ、壁紙に建具、キッチンとかどれもありがとうとは心の中で伝えてきたつもりですが、寂しいもんですね。
改めて工事一つ一つに物語があるというか、それぞれの立場で思いがあるもんだなと感じさせられました。

向こうの工務店さんからしても、きっと変な施主かもしれません。図面書いて、こんな感じにしたいんですと…小さい頃から知ってる子がいろいろ要望いってくるんですからね。
でも、一緒にいい家作っていきたいとも思えたし、私もこれからそうやって、現場を担当する度に、一緒に頑張ろうって思ってもらえるような監督になりたいと思いました。
なかなか自分の家を考える時間はないけれど、家族が満足して、たくさんの人が居心地のいい場所ができればいいなと思います。