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じょぶろぐ

ヌックのあるお家

こんにちは。企画営業室の山本です。
すっかり春ですね!

先日、お土地探しからお手伝いさせていただいたU様邸のお引渡しをさせていただきました。

出会ってから2年。終止符を打つ日は、やはりとても寂しい気持ちになります。

いつも色々と手伝ってくれたはるきくん、土地探しで付近を歩く時に、手を繋いでくれたまひろちゃん
であった頃は、奥様に抱っこされていたゆきのちゃんは、よくしゃべるお転婆さんに。
3人いつも一緒に遊んでいましたね。

この2年間で沢山の思い出を頂いたこと、本当に感謝です!

今回は、そんなU様邸にある「ヌック」をご紹介いたします。

広々したLDKの中に作ったRの入口が可愛い約1.5帖程度の広さのヌック。
片側には勉強できるカウンターを、もう片側には本棚を設けました。
当初は、このような場所を作る話が全くありませんでしたので
設計と沢山の打合せの中で生まれた場所になります。

 

ちなにみ「ヌック」とは・・・。
中世スコットランドの石造住宅で壁面から外に突出する形の暖炉を造り、
その側方に設けた腰掛け部分である「アングル・ヌック」から派生したようです。

部屋に「くぼみ」を設けてた親しみやすい空間は、
じょぶでは、「リーディング・ヌック」としてご提案することが多いです。

そんなヌックを作ったU様邸のお引渡しでは、既にお子様達の遊び場になっていました。
そんなに密集しなくても・・・笑

定員オーバーですが、用途としてはこんな感じです!

お子様にとって、この場所が一番のお気に入りになりそうですね。

ヌックは、確かに贅沢なスペースかもしれませんが、思い切って作ってみて良かったです。

また、ヌックにある小窓の存在が気になられる方もいらっしゃるかと思いますので、
ご紹介いたします。

この小窓は、LDKのバックヤード的な場所に位置する奥様のワークスペースと
繋がりを持たせた窓になります。
左手に取り付けたサッシ窓は、アプローチに面する為、家族の出入りはもちろん訪問客も
確認が出来る窓になります。

ワークスペース近くには階段・水廻り・ウォークインクローゼットもあって家事導線抜群。
奥様の特等席です!

ちなみに、こちらの奥様の超特等席、将来の暮らしも考えての構造調整をしております。

そうなんです。

ワークスペースとヌックを1つの部屋にできるよう、部屋間には構造上重要な柱や耐力壁を
一切設けておりません。
実は、SE構法ならではのプランなのです!!

じょぶでは、このように長く暮らせるお家を想定しながら構造も検討しています。

今は、そのメリットを感じていただけなくとも、いつの日か1階で完結できる暮らしを求められた時、
私達の隠れた想いが届くと思います。