Joblogじょぶろぐ
こんにちは。企画設計室の冷水です。
先日、N様邸にて行わせていただいた気密検査の結果から、今回は、
「気密って?」というお話しをさせて頂きたいと思います!
N様邸の気密検査については【C値0.2の超高気密なお家】から。
C値0.2の超高気密なお家になりました!
「気密」は、お家づくりの中でも快適に過ごすために重要なものになります。
文章ばかりのブログになるのですが…
今のお家の暑さ・寒さで悩まれている方には、是非ご覧いただけましたらと思います〇
「気密」とは、空気が出入り出来ない状態をさします。
お家づくりに当てはめると「すきま風」は気密性が悪いから起こる現象です。
また、「C値(シーチ)」とは、そのお家のすきまの総面積を出した算出したものになります。
C値が低い=お家全体にすきまがなく、気密性・施工精度に優れているということになります。
(また、お家づくりで調べていると、気密に並んで出てくる「断熱」とはまた別のものになりますので、
いつかじょぶの断熱についてもお話ししたいと思います。)
話を戻しまして、高気密だとどんな良いことがあるのかというと…
・快適に過ごせる
外の暑さや寒さなどの影響を受けにくくなります。
じょぶOB様宅に遊びに行った際、よくお伺いする、
「朝起きてきて、数時間だけエアコンを使って、午後からはその名残で快適に過ごせます!」
こちらは高気密なお家だからこそです!
また、防音性が高くなるため、近隣の方との騒音トラブルやプライバシーで悩まされることがなくなります。
こんな感じでお子様とギターや楽器を奏でてお家コンサートをしても安心です!
・ランニングコストが抑えられる&環境にやさしい暮らし
SDGsなど環境意識や光熱費の高騰などによって、ゼロエネルギー住宅やそれ以上のお家を求められる方も増えています。
高気密住宅は、不必要に空気を入れない・漏らさないため、
部屋の空気を一度暖める(冷やす)と、その空気を長く室内に保つことが出来ます。
エアコンをつけている時間が短くなり、年中通して冷暖房費の節約&環境にやさしい暮らしが実現できます。
・家族の健康を守ることが出来る
気密性が低いと、すきま風でウイルスやアレルギー物質がお家に入り込んでしまうことがあります。
また、結露が起こってカビやダニが発生、アトピーやアレルギーの原因に…といったこともあり得ます。
小さいお子様がいるお家では特に気になりますね。
お家の隙間がないことで、花粉やPM2.5等のウイルスから守られ、
また、結露を起こさないよう計画することで、カビやダニの発生を防ぎます。
・お家が長持ちする
湿度の高い日本でお家づくりを考えるとなると、除湿(結露防止)が重要になります。
建物のすきまをなくしてしっかり換気をすることで、カビやダニの発生を防ぎ、
お家の資材が守られ、長くお住まいいただけます。
高気密なお家には、こんなメリットがあります。
ただ、高気密のお家には…
・通常のお家よりは初期費用が沢山かかってしまう&施工が大変
・空気がこもりやすくなるので換気計画が重要になる
・なかなか目には見えづらい効果になるので実感がしづらい
という点もございます。
じょぶの基本仕様についてはこちらに記載があります。
ですが、どこまでの気密性を目指すか、また、気密工事の内容については、
それぞれのお施主様とご相談しながら、ご決定頂いております。
ご家庭によって、大事にしたいポイントは異なると思うので、
デザインやプランを重視されたい・快適性を高めたい・こんなものを使いたい・予算に合わせたい…
色んなご要望があるかと思います。
沢山のお打合せを重ねて、ご家族に合わせたお家づくりが出来ればと思います〇