敷地14坪、間口4.3mの狭小地。建物は「2間間口」という、3m64cmの狭小間口です。外壁材はお施主様の拘りで金属製サイディングを使用しています。

玄関ドアをあけると、木のぬくもりを感じる空間が広がります。天井まである壁面造作収納は、1.5帖相当のシューズクローゼットの収納量があります。

暗くなりがちな玄関は、ストリップ階段にすることで、上階からの光を1階まで採りこみます。階段下を土間にすることで、外用のものも置けて便利。

2階へあがると、ホールに面したバルコニーがあるおかげで、圧迫感のない明るい空間が広がります。LDKとの間仕切りにはデザインガラスを使って、明るさと開放感を演出。

14帖のLDKは、空間を有効活用出来るよう、壁面に造作棚や収納をまとめました。キッチン上部の吊り戸は圧迫感のある既製品ではなく、造作にすることで、インテリアとしても楽しめます。

造作のカップボード。一部ガルバリウム鋼板をはって、マグネットボードに。

バルコニーや吹抜けとの繋がりにより、帖数以上の広がりを感じられます。

ホールに面した手洗いコーナーは、来客者も気兼ねなく使える。コラベルタイルが空間のアクセントに。

ご主人念願の、3階の書斎。書類やPCを広げても窮屈に感じない奥行のあるカウンターや、室内窓など、2帖の空間に拘りが詰まっています。

お子様が小さい間は、1室で広々と使う子供室。女の子同士なので、扉や収納は兼用にして、部屋の広さ確保を優先しました。

2帖の洗面室は、壁厚を上手く利用して、タオルや着替えなどが収納出来る棚のスペースを確保。細かい物が置けるニッチも便利。